ネガラ・マレーシア銀行(BNM)は、マレーシアが最近米国の通貨監視リストから外されたことを、同国の市場主導型の通貨慣行を積極的に肯定するものとして歓迎した。
BNMのダトゥク・セリ・アブドゥル・ラシード・ガフール知事は、マレーシアのリストからの離脱は市場で決定される為替レートに対する同国のコミットメントを反映していると述べた。
「マレーシアのこの動向が為替操作監視リストから外されることを歓迎する。」
アブドゥル・ラシード氏は本日の記者会見で、「マレーシアは市場で競争上の優位性を得るために為替レートを利用したことは一度もなかった。したがって、これはわれわれの自信を再確認し、この問題に対するわれわれの立場を固める」と語った。
米財務省は以前、マレーシアをリストに加えていたが、今回の見直しで除外につながり、マレーシアの通貨管理アプローチに対する信頼の高まりを示した。